工事現場向けデジタルサイネージ導入に失敗しないための5つのポイント

最近、工事現場でもデジタルサイネージの導入を検討する方が増えています。弊社もこれまで100現場以上に納品をしてきました。
実は、サイネージの導入を検討されているご担当者様に注意して頂きたいポイントが5つあります。なんとなくデジタルサイネージを導入したいと思って導入しただけでは、活用しきれずに、ただの高額な「電子看板」になってしまいます。
今回は、工事現場向けのデジタルサイネージを導入前にチェックすべき5つのポイントをご紹介します。

ポイント1 導入目的を明確にする

まず、一番重要なことは導入目的です。

このポイントさえ押さえれば6割くらいは大丈夫です。かなり重要なポイントです。どんな目的で設置するかを明確にしましょう。

それにはまず、「そもそもサイネージで何が出来るか」を知る必要があります。
弊社の建設現場向けのデジタルサイネージですと、近隣住民様との交流やコミュニケーションアップのために設置する「近隣用サイネージ」と、既存の朝礼看板に設置して、大画面にラジオ体操動画や図面を表示させて朝礼を改革する「朝礼用サイネージ」の2つがあります。
表示させるコンテンツも、建設計画のお知らせ、図面、熱中症予防、天気予報、週間作業予定、振動騒音、占いなど様々な情報の表示が可能です。

サイネージで何が出来るかを知らずに、導入目的も明確にしないまま、ただ漠然とデジタルサイネージを導入すると、できることが多すぎて、何を表示したらいいのかわからなくなります。
逆に、目的が明確になっていれば様々なコンテンツや機能と組み合わせて、やりたかったこと以上のことができ、デジタルサイネージをフル活用できます。

ポイント2 設置場所に応じた製品選びをする

こちらも重要なポイントです。
屋外にサイネージを設置する場合と屋内に設置する場合では、必要な輝度・耐久性・メンテナンス性が異なります。

輝度はモニタの明るさの事を示します。輝度が低いと太陽光に負けてしまい、表示物が見えにくくなってしまいます。
屋外用に必要な輝度の目安は2000cd/㎡以上になります。屋外に設置する場合はこれ以上のものを選びましょう。

次に耐久性ですが、屋外の朝礼看板や仮囲いに設置する場合は、防水・防塵対策は必須です。
建設現場は一般的な設置環境に比べて過酷な環境下での稼働になる場合が多く、工期が長い場合はメンテナンス性も考慮する必要があります。
防水・防塵対策はとられていても、ディスプレイを覆うケースを開閉してメンテナンスできない機種は、工期の長い現場への設置は避けた方が無難です。

ちょっとした工夫で設置効果をアップする事もできます。
例えば、仮囲いに設置する近隣用のサイネージの場合、車両入り口に1台設置をご希望されるケースが多く見受けられます。 人通りの多い場所に1台設置して近隣住民に積極的に見て頂いて、車両入り口付近では。近隣住民向けのコンテンツに加えて、工事車両の運行管理表や、ヘルメット着用エリア、安全帯の使用に関する注意事項をタイマー機能を使って切替表示させて、作業効率や安全管理の向上を図る事もできます。
朝礼用なら、朝は元気の出るカウントダウン式ラジオ体操動画を流したり、iPad画面をサイネージに表示させる機能とカメラアプリを使って、誕生日を迎える職長をみんなでお祝するサプライズイベントをして現場の一体感を向上させる…などなど、ちょっとした工夫で現場の結束を高める事が出来ます。 設置目的を明確にしたら、設置場所に応じた適切な製品選びを行いましょう。

ポイント3 LEDサイネージと液晶サイネージの特徴を把握する

LEDサイネージと液晶のサイネージにはそれぞれ特徴があります。 大きな違いは輝度、発光原理、視認距離の3つです。

LEDサイネージの方が輝度が高くて明るいですが、視認距離が離れているので近くからでは見えづらく、タッチ操作もできないという特徴があるので、100人規模で朝礼を行うような大きな現場の朝礼看板に適しています。
液晶サイネージは近くからでも綺麗で画面が見やすくタッチ操作もできます。明るさをとことん重視するのであればLEDの方が良いですが、近隣住民向けや、ある程度の規模の現場には液晶サイネージの方が適しているでしょう。

このように、それぞれメリットデメリットがあります。設置する目的、設置したい場所、現場の規模によってLEDと液晶のどちらが適しているかが変わってくるので、両方の特徴を把握して適切なタイプを選びましょう。

ここまでお読み頂いて、「とにかくわからないから、直接話を聞かせて欲しい」という方はメールフォームよりご相談下さい!

ポイント4 必要な画面サイズを知る

仮囲いに設置する近隣住民向けのサイネージは、画面にタッチして触ってもらうことが目的なら、あまりに大きすぎると近くからは見えにくくなってしまうので、32~43インチが一般的です。
離れたところからでも見て欲しいのであれば55、60インチが適しているでしょう。

朝礼用は150人規模の現場では60インチのサイネージでは小さすぎて見えないので、遠くからでも見やすい100インチ以上のLEDディスプレイが適しているでしょう。タッチできないので、エアマウスを使って操作します。
逆に、土木工事など小さな現場では32インチや55、60インチの液晶サイネージが適しています。タッチ操作をしながら朝礼を行う事が出来ます。

ポイント5 納期、価格

デジタルサイネージを申し込んでから設置までには時間がかかります。 メーカーによって納期もまちまちですが、クエスタでは通常期はおよそ7営業日程度です。
価格も、販売なのかレンタルなのか設置環境などにより変わってくるので、何社か見積もりを取り、機能と価格の両面から検討するのがいいでしょう。

ここまで5つのポイントをご紹介しましたが、これら全てを調べて適切なサイネージを選択するのは手間も時間もかかります。 クエスタでは、適切なサイネージ選びのご相談も承っています。他社様と比較検討中の方も、なんとなくデジタルサイネージが気になるという方も、ぜひ1度ご相談ください!

作業現場の安全意識向上・労働災害対策に取り組む所長様へ

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現場ですぐに情報共有できる仕組みを作りたいが、どうしたらいいかわからない

デジタルサイネージを導入したことが無いため、どんなことができるか教えて欲しい。

液晶とLEDのサイネージの違いを知りたい。

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