日本をもっと良くしたいと思い起業した6年前
私の起業理由は、フィリピンでの出来事、息子の高校のPTA会長に立候補したことから始まる。
フィリピンに出張に行った時、どうしてこんなに韓国人ばかりなんだ??
どうして、世界中みんな韓流ドラマを見て、感動し、男の子は韓流スターの髪型にしているのだろう?
どうして、K-POPアイドルや韓国人ゴルファーの人達が日本語があんなに流暢なのだろう??
こんなどうして、どうして?という疑問だった。セブにて自家用ジェット機所有のある日本人経営者に出くわした。
そして、上記のどうして??と聞いてみた。
曰く:国策だからよ・・・・というのだ。自国の製品を売る為、そして海外にてお金を稼ぐために韓国政府は、フィリピンに400校もの英語学校を作り、3ケ月、半年で英語が話せるビジネスパーソンを作り出す。韓流ドラマの無償提供、これも国策だというのだ。
その時の日本を見ると、震災にて日本のリーダー不足が定義され、総理大臣がころころ変わる。民主党政権で公共工事削減、天下り団体の予算化停止、そして、円高、もうめちゃくちゃな状態であった。
ほんとにやばいと思った。そして、息子の進学の際の中学校の担任と3者面談、先生:君の入れる高校はこの辺だから、この辺から目指してくださいとな。
私は、すかさず、高校受験は人生で最初の大きな選択。なぜチャレンジさせないのか?とかみついた。
それから3時間の面談。
【お父さん、自分たち教師は井の中の蛙で世の中のことがほとんどわかりません。毎日、土日も部活で学校と家の往復。大学を卒業し、すぐに閉鎖された社会に閉じ込められ、たまに同期と会うと自分の無知さが情けなくなるといっていた。】
どうかチャレンジさせてください。結果だめでもそれは人生、そこからも必ず学びがある。いや、そこからしか学べないと思う。そう言って、ストーブの無い12月の教室で3時間話し、帰宅した。
帰宅後、息子に聞いた。先生の言っていることと、お父さんのいう事、どっちが正しいか?と尋ねた。
そりゃー先生でしょ。
私:どうして?? だって先生だもん。先生が正しいに決まっているじゃん。子供たちにとって先生は正しい存在なのだ。
ほんとに、先生たちは日本の未来を預かっているのだと思った。
その息子は、高校受験には失敗はしたが、現在教育大学の4回生でアメリカに留学している。