常総市の災害に思うこと。
言い訳ですが、何かと忙しく気がつくと1ケ月もブログ書いていないことに気が付いた。
本当は毎日書きたいのだが・・・
今回の災害にあった皆様の心中を察しながら・・・・こんなことを思っていた。
昨日、常総市の市長が被災者の方に詰め寄られていた。
住民:対策本部をここに設けてほしい、
市長:持ち帰って検討して云々・・・
住民:それがダメなんだよこの事態に判断できないのは云々・・・
この会話のやりとりは、災害時に目にする。
私は、4年前の震災があった時、前職にて社員が多賀城で被災した。彼を救出するべくある町の体育館に行きました。
彼からは、みんなが携帯を充電することができずに苦労していると聞き、当時開発していた、ソーラ型の電源供給装置
を持って行きました。
その時に、体育館を管理する市役所担当の方が私に言った一言が起業のきっかけになったような気がします。
寄付させてください。との申し入れに1度は受け入れしたものの、帰り際に
【管理が大変だからもって帰ってほしい】もしくは、【本部に聞いてから持ってきてほしい。】
え?その言葉に耳を疑いました。すでに、電源が充電できるのではと行列ができ始めていました。
この役所の方も被災者です。しかし、同時に責任者です。しかし、組織人にとって上位者からの指示無しに勝手に判断してはいけないのであろう。
この体育館にはリーダーが存在しない、役所の担当者も校長先生も教頭先生もその場にいました。しかし、意思決定できる人が誰もいなかった。
つまり、組織の意思決定のスタイルが通常時も災害時も緊急時も同じ状況でしか判断できないルールになっているのだろう。
今回の災害もひょっとしたらもっと避難誘導のあり方の論議がされることと思う。
この様な状況下で役所という地域行政の担当者に緊急時のリーダーとして、上官と情報を共有し、速やかに判断・行動できる必要性を感じざる負えない。
そして、必要な放送をどこからでもできる様な仕組みを作りたい。さらにそう感じた。