KY活動の課題の1つは、作業員が紙で毎日の危険予知を書き込み、提出していますが毎日書き込むことがなく、同じ内容のコピーが山積みになって行きます。危険予知訓練もマンネリ化しており、形骸化されていることは業界全体で課題と感じている企業が多いことも事実です。
この分野の効率化にツールボックスミーティング(以下、TBM)を音声で行う等のソリューションシステムがあります。
これは注意事項、業界内での事故事例などを周知し注意喚起を促すものですが
TBMの内容は日報として記録され、施工会社の安全品質管理部門などは日報を基にKY活動の状況把握・管理を行っています。日報と実際のKY活動の整合性を全てチェックするのは困難であり、また、現場での日報作成にも時間がかかるため、管理部門、作業部門双方の負担となっています。
危険予知訓練を音声でテキスト化していったり、大手のゼネコンでは、自前のデーターベースと厚生労働省のデーターベースを活用したAIシステムもリリースされていますが、実際にの活用度は不透明です。
KY活動をより作業員に浸透させるには、ゲイミフィケーション(ゲーム化/クエスト化)を取り入れたAI型TBMやシステムが必要だと感じます。
KY活動の内容を数値で表したり、KY活動の状況把握の効率化と、現場の日報作成の手間を削減できれば、作業員の負担が減った上に楽しくKY活動ができ、安全対策の一助になるのではないでしょうか?
クエスタで扱いのある、KY活動コンテンツ
工事現場で最も防ぎたい「労働災害」を防ぐために、現場で起こった「ヒヤリハット事例」をサイネージに表示せたり、「危険予知活動(KY活動)」のテキストを表示させる事ができます。