三男坊が感じ取ったこと。

フィリピンの大学に留学している長男が中学2年の三男坊にどうしても感じて欲しい事があると、この冬休みフィリピンに連れて行った。
自分たちが当たり前だと思っていたことが当たり前じゃない現実。
鼻を突くようなゴミの山に住む人たち。様々な貴重な体験をしその帰路
帰りの空港でパニックが起きた。突発的な熱と腹痛で身動きが取れなくなったのだ。
空港の病院で薬を飲み仮眠をし飛行機に乗れるかどうかをさまよった。
そしてなんとか搭乗することになったらしい。

そして私は成田空港で彼の帰りを待った。ヘトヘトになっている彼を励まし
千歳空港に向けてゲートインさせた。そしてさらにその飛行機が3時間の遅延。
やっとの思いで自宅に着いた。そんな貴重な体験をした彼と先日ラインで話をした。
中2の息子が言った言葉。
お父さんやにいちゃんが伝えたい事はわかったよ。

俺も一皮むけたと思う。ありがとうございます。
との事。
きっと彼は自分の命の使い道の何かを感じ取った事だろう。
高校受験を前にこのような貴重な体験をさせてくれた兄貴に感謝をしたい。
ぜひお子様がいる家庭の方は早いうちに海外の体験をさせて欲しい。
間違いなくうちの息子たちは安定した仕事に勤めたいとは言わないと思う。